「友達に結婚式の受付をお願いされた」
「結婚式の受付ってどんなことをするの?」
長い人生の中、もしかしたら結婚式の受付を友人や知人からお願いされるということもあるかもしれません。
滅多にない経験なので、いざお願いされてもどのように振る舞えばいいのか、また何をすればいいのかわかりませんよね?
そこで今回は結婚式の受付にはどのような人が選ばれるのか、現地で行うこと、必要なマナーについて紹介していきます。
結婚式の受付は新郎新婦側からそれぞれ2〜3名ほど選ばれます。
選ばれる人は、経理に強かったり、言葉遣いがしっかりしていたりと新郎新婦から実務面で信頼されている人が選ばれることが多くなります。
もしくは、これまで結婚式の受付の経験がある人や、早めに現地入りする必要があるので式場近くに住んでいる人に依頼されることもあります。
地域によっては、依頼する続柄が決まっていることもありますが、現代ではあまり気にされなくなってきました。
結婚式の受付の役割は
と大きく4つです。
ゲストは結婚式場に到着したのち、まずは受付にて記帳します。
その際に受付は新郎新婦に代わり、ゲストに来場のお礼を述べます。気心のしれた友人から、会社の上司までさまざまな人が訪れるので、失礼のないしっかりとした受け答えが求められます。
挨拶を終えたら、ゲストからご祝儀を渡されるので両手で受け取りお礼を述べます。
受け取ったご祝儀は、会場が用意してくれた広蓋(ひろぶた)に納めます。
挨拶を終え、ご祝儀を受け取ったら、ゲストに芳名帳への記入を促します。
記入してもらった名前から、来場者リストを確認し記載されているか調べます。その際、遠方からのゲストにはお車代を渡すよう指示されているので忘れずに渡しましょう。
お車代は引き出物と一緒になっていることもあります。
全てのゲストが来場したのち、広蓋に納めたご祝儀を決められた人に預けます。その後、周囲の片付けを終えたら、他のゲストと共に式に参列しましょう。
結婚式の受付は特に身だしなみに気を配る必要があります。
男性の服装、女性の服装それぞれふさわしいものを紹介します。
男性の場合はディレクターズスーツ、もしくはブラックスーツで受付にたちます。他のゲストと同じ衣装で大丈夫ですが、ご祝儀を預かる際に手元がよくみられるので爪も短く切りそろえておきましょう。
もちろん、髪型やヒゲなどもきちんとそろえ、清潔感あるスタイルを心がけましょう。
女性は着物もしくは肌の露出の少ないドレスをきて受付にたちます。
ドレスを選ぶ場合は、派手な色のものは避けジャケットやボレロなど羽織ものがあるときちんとした印象を持ってもらえるでしょう。
手元はピンク系や暖色系のネイルをしておくと、華やかなお祝いの席にふさわしくなります。
派手なメイクやアクセサリーは控えめに、上品な印象を心がけましょう。
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結婚式の受付は一般ゲストが来場する1時間前に会場入りします。
まずは新郎新婦と親族にお祝いの挨拶をしましょう。結婚式当日、新郎新婦はバタバタすることもあり、披露宴の後に他のゲストと一緒に挨拶をすることもあります。
挨拶を終えると、会場のスタッフから以下の説明がされます。
どれも受付には必要なのでしっかり把握しておきましょう。
同時に一緒に受付を行う人たちと顔合わせを行い挨拶をかわします。ご祝儀を受け取る人、引き出物を渡す人など役割分担もこの際行いましょう。芳名帳や出席者リスト、筆記用具、、広蓋、お車代など必要なものがそろっているかも最初に確認しておきます。
受付に必要な準備を終えたら、身だしなみをチェックし、ついでにお手洗いも済ませておきましょう。
開場時間になり、受付の仕事がスタートします。全てのゲストが来場し、受け取ったご祝儀を決められた人に預けたら、受け付けの仕事は完了です。
集合から終了まで、おおよそ2時間ほどで完了します。
受付は結婚式の顔とも呼べる大切な役割です。
また、受付カウンターの側には新郎新婦が用意した、ウェルカムボードが置かれます。式に備えている新郎新婦に代わってゲストを迎えるためのアイテムです。
ウェルカムボードにはきっと笑顔の新郎新婦の写真が飾られているはずなので、受付に選ばれたら、同じような笑顔で暖かくゲストを迎えましょう。
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