桜も散り、次にくるのは雨の多い梅雨の季節ですね。
ちょっとジメジメとした印象のある季節ですが、さまざまな美しい植物が花をつける時期でもあります。
梅雨に咲く花は、藤や紫陽花、菖蒲など鮮やかなものが多く、写真を趣味にしている人にとってこれらの撮影は定番ではないでしょうか?
今回は、梅雨に咲く花の中でも藤をピックアップして、藤が奇麗に咲き誇る名所を紹介していきます。
藤はこうべのたれた鮮やかな花を咲かせる美しい植物です。紫に色づくイメージがありますが、黄色や薄ピンク、白い花の種類も存在しています。
花が風に吹かれて散る様子の「吹き散る」という言葉が変化して「ふじ」になったと言われています。古来からさまざまな文献に登場し、古事記や日本書紀にも記される、日本の歴史とも関わりの深い植物です。
花言葉は「忠誠」「優しさ」などで、古来より女性に例えられる花です。男性を表現する「松」とともに植えるという風習があり、藤の花の側には松が植えられているのをよく目にします。
藤の花は4月末から5月の上旬にかけて咲き、ちょうどゴールデンウィークの時期に当たることから、各地で藤まつりが開催されています。
藤の花の名所と呼ばれる場所では、まるでカーテンのように咲き誇り、幻想的な雰囲気を楽しむことができますよ。
写真を趣味としているのであれば、一度は撮影しておきたい光景ですね。
都心からほど近い亀戸天神はアクセスも良いことから、例年多くのカメラマンでにぎわいます。スカイツリーと藤の組み合わせは、ここでしか見られない光景です。
露天や出店も出るので、お祭り気分も味わえるゴールデンウィークのお出かけスポットとしてもおすすめです。
菖蒲園としては全国有数の規模を持っており、紫陽花や藤の花がダイナミックに咲き誇る、人気のスポットです。
例年ゴールデンウィークには藤まつりが開催され、11品種のさまざまな色の藤を見ることができます。
埼玉県の天然記念物にも指定されている、玉敷公園の藤は別名「おおふじ」とも呼ばれ樹齢450年以上の非常に貴重なものです。
約700平米もの大きさで、目の前一面が藤の花で埋め尽くされる光景はまさに圧巻です。
愛知県の碧南市にある広藤園には、その名の通り1000平米以上の広大な範囲に藤の花が咲き誇ります。
ゴールデンウィークの藤まつりの期間には、藤木の下で箏が演奏され、夜になるとライトアップされます。
奈良時代に建造され、歴史の深い春日大社は「下り藤」を社紋としています。
早い時期には香りの強い麝香藤や、ピンク色の鮮やかな昭和紅藤など他ではあまり見られない珍しい種類も咲きます。
合計で20品種の藤が咲くので、さまざまな種類を写真に収めることができます。
日本では珍しい種類の六尺藤の咲く住雲寺は、藤寺として有名です。
藤の開花する時期には、箏の演奏が行われ、地元の餅米を使って作られた藤餅が来場者に振る舞われます。夜にはライトアップもされ、幻想的な光景を見ることができるでしょう。
北九州市の河内藤園は、日本有数の藤の絶景スポットです。
22種類ものバラエティ豊かな藤の花が咲きますが、特に圧巻なのは藤の花でできたトンネルです。110mと80mの2つのトンネルで、目の前が一面藤の花で埋め尽くされます。
一生に一度は見てみたい絶景です。
藤の花を上手に撮影するためにはいくつか知っておくと良いポイントをまとめました。
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奇麗に藤の写真を撮影できたら、フォトフレームにして飾るのがおすすめです。
写真はデータのまま保管しておくよりも、いつでもみられる状態にしておくと次回の撮影のモチベーションも上がります。
パーフェクトフォトでは、ホームページに写真をアップロードするだけで簡単にフォトプレートを作成可能です。
シンプルなアクリル製なので、藤の鮮やかな発色をそのまま飾ることができますよ。フォトプレートは自分用にももちろん良いですが、プレゼントとしてもきっと喜ばれるはずです。
撮影した後は、ぜひフォトプレートにしてみてはいかがでしょうか?