お食い初め（百日祝い）にオススメの献立・料理のアイデア！
お食い初めとは、生後100日目に行われる『百日祝い』で行う儀式のことで、お子様の健やかな成長を願って行われます。これから先、食べ物に困らないように、との願いも込められているお食い初めの儀式では、必ず「お祝い膳」を用意する必要があります。
ご自宅でお食い初めを行う場合、どのようなメニューを用意すれば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか？
そこで、今回は「お食い初め」にぴったりの献立・料理をご紹介します！
お食い初めのメニューとは？
お食い初めは、赤ちゃんの為にお祝い膳を用意しますが、まだ食べることが出来ないので、口に当てて食べさせる真似をします。そのため、赤ちゃんの為に用意したお祝い膳は、基本的に周りの大人が食べるのが一般的です。
となると、見栄えが良くて「お食い初め」らしいお祝い膳を用意したいところですよね！
ご自宅でお食い初めを行う際に、どんな料理を用意すればいいのかご紹介いたします！
お祝い膳の基本は一汁三菜
お食い初めで赤ちゃんが食べるお祝い膳。写真で見ると、平安時代の貴族のような豪華な食事に見えますが、よくよく見れば和食のルール「一汁三菜」に沿ったシンプルなお料理です。
「一汁三菜」とは、主食であるご飯と汁物（お味噌汁など）に加え、おかずを３品添えた献立全般を指します。和食の基本の考えですが、お祝い膳の場合は、一汁三菜のルールに沿って、季節の食材やおめでたい食材を使った料理を並べると、お食い初めらしい豪華な食卓を演出することができます。
お祝い膳の献立は、地域によって違いがありますが、お赤飯や鯛を使った料理、ハマグリのお吸い物が定番です。春なら筍や桜海老、秋なら栗や松茸など、 旬の食材を使えば、季節感がある美しいお祝い膳に仕上がるでしょう。
お祝い膳を作るのは大変そうに見えますが、 汁三菜の基本を押さえていれば、自宅でも簡単に用意することができます。後ほど紹介するメニューも参考にしてみてくださいね！
パパ・ママ用のメニューは？
パパ・ママや祖父母など、お食い初めに参加した大人は、大人用のパーティメニューを食べるのが一般的です。お寿司やオードブルなど、大勢で囲んで食べられるものだと、賑やかで楽しい雰囲気になるでしょう！
また、お食い初めで用意したお祝い膳は、パパ・ママで食べてしまって問題ありません。家族だけで行う場合などは、お赤飯やお吸い物など、大人の分もお祝い膳と同じメニューにするのも良いでしょう。
自宅で簡単！お食い初め
自宅でお食い初めの料理を用意する為には、プレートやお膳を用意しておくと、見栄えが良くなります。しかし、お食い初め用の漆器は、使う頻度が少ないため、離乳食用のベビープレートで代用する人も増えてきています。
お食い初め用の簡単料理を3つご紹介いたします！
鯛を使った料理
味だけでなく色や見栄えが良い鯛は、祝いの席に欠かせない魚です。お祝い膳では、縁起が良いとされる尾頭付きの鯛を使用しましょう。
伝統的なお祝い膳では、塩焼きにするのが一般的です。お食い初め用の尾頭付き鯛を買えば、調理しやすいでしょう。カタチにはこだわらないという方は、鯛めしやアクアパッツァにすると、簡単に美味しく調理できますよ！
ハマグリのお吸い物
ハマグリは、対の貝殻以外とは、綺麗に合わないことから、「仲の良い夫婦」を表します。「良縁に恵まれますように」といった願いを込め、お食い初めやひなまつりなど、祝いの席で食べる習慣が生まれたそうです。
ハマグリのお吸い物はハマグリの下処理が少し面倒ですが、下処理が終われば出汁で味を整えるだけのとっても簡単な献立です。是非チャレンジしてみてください！
紅白なます
にんじんと大根を細く千切りにし、砂糖とお酢でしめる紅白なますはお食い初めにピッタリなメニューです。材料があれば、ハマグリの下処理中にパパッと作れるうえ、鮮やかで見栄えが良いのが嬉しいですね！
紅白なますは「紅白の水引」を表していると言われています。平和を願う縁起の良いメニューとして、お正月料理にも使われています！
パーフェクトフォトでベビーフォトプレートを作ろう
自宅でお食い初めをする1番のメリットは、赤ちゃんがストレスなく過ごせることでしょう。リラックスできる環境でお食い初めを行えば、赤ちゃんの生き生きした表情をたくさん見ることができそうですね！
お食い初めで撮った可愛らしい赤ちゃんの写真は、パーフェクトフォトでフォトプレートにするのがオススメです。
赤ちゃんのために用意したお祝い膳も、しっかりフォトプレートに残しておけば、お子さんが成長した時に「こんなふうにお食い初めをしたんだよ！」と見せてあげることもできますよ！
関連インスタグラム:ニューボーンフォト
赤ちゃんのすこやかな成長を願って…
産まれたばかりの赤ちゃんは、目が離せなくて大変ですが、本当に可愛らしいですね。この一瞬一瞬を大切にできるよう、たくさん写真に撮って残しておきましょう！
