お食い初めとは、生後100日目に行われる日本の伝統的な行事です。「一生食べ物に困らないように」と、赤ちゃんにお箸でお祝い膳を食べさせる儀式を行い、健やかに育つことを家族全員で願います。
この日に撮影されたお食い初めの写真は、一生の思い出として残るでしょう。最近ではスタジオで撮影したり、出張カメラマンに頼むご家族も増えてきましたね!
この記事ではお食い初めの基本の流れについて詳しく紹介いたします。
お食い初めは、生後100日目に行われることから「百日祝い(ももかいわい)」とも呼ばれます。
赤ちゃんの前に祝い膳を用意し、赤ちゃんに箸で食べさせる真似をします。
お食い初めの起源は平安時代と言われ、皇族や貴族の間で行われていた慣習が由来だとされています。江戸時代になると、武家や商家にまで広まり、今のような膳に食事を乗せるスタイルになったそうです。
「我が子が食べ物に困らずに育ってほしい」というのは、いつの時代も変わらない親の願いですよね!
一般的にお食い初めは、以下の流れで行われます。
1. お祝い膳を食べさせる
2. 歯固めの儀式をする
3. 記念写真を撮る
お祝い膳を食べさせる人を「養い親」と言います。今では両親のどちらかが担当するのが一般的ですが、お食い初めの儀式に参加している人の中で、最年長の人に頼むことで長寿にあやかるという考えもあります。
基本的には赤ちゃんと同性の人が養い親の役を担当するため、女の子の場合はお母さんやおばあちゃん、男の子の場合はお父さんやおじいちゃんが養い親を担当しますが、今では特に重視されない傾向があるので、赤ちゃんが落ち着いて過ごせる人が養い親を担当すると良いでしょう。
それでは、それぞれの流れについて、詳しく解説していきます。
一汁三菜の祝い膳を用意します。お赤飯、尾頭付きの焼き魚・お吸い物・煮物・香の物を用意するのが基本のメニューです。料亭やホテルでお食い初めをする場合は上記に準じたお祝い膳を用意してもらえるでしょう。
家で行う場合は、簡略化しても構いません。お食い初めキットを買って使ったり、ハンバーグやパスタなどの洋食をプレートに並べてお祝い膳の代わりにするご家庭も増えています!
伝統に則って儀式を行いたい場合は、養い親が赤ちゃんを膝に乗せ、
お赤飯→お吸い物→お赤飯→焼き魚→
お赤飯→お吸い物→お赤飯→煮物→
お赤飯→お吸い物→お赤飯→香の物→
お赤飯→お吸い物→お赤飯→歯固めの石→
お赤飯→お吸い物→お赤飯
上記の順番で赤ちゃんの口元に食べ物を運びます。
ややこしいですが、「お赤飯→お吸い物→お赤飯」がワンセット、その間に「焼き魚」「煮物」「香の物」そして「歯固めの儀式」をすると覚えておけば簡単ですよ!
お食い初めを行う生後100日ごろは、ちょうど赤ちゃんに乳歯が生え始める頃になります。そこで「赤ちゃんに丈夫な歯が生えてきますように」との願いを込めて、歯固めの儀式を行います。
祝い箸を歯固め石の表面に付けてから、その箸を赤ちゃんの歯茎に優しく当てましょう。
歯固め石は、お宮参りの時に配られる小さな石を使います。石がない場合は、神社に落ちている石を拾ったり、デパートで購入しても良いでしょう。
関西地方では、歯固め石の代わりに「タコ」を使用する地域もあります。これは、「多幸」と「タコ」の語呂合わせから生まれたものだそうです。面白い風習ですね!
お食い初めの儀式は一生に一度の貴重なイベントです。ですから、お食い初めの日に撮った記念写真は、フォトブックやフォトプレートに残しておくのがオススメ!
可愛い赤ちゃんを家族みんなで祝福している幸せな一枚は一生の思い出になるでしょう!
遠方に住んでいて、なかなか赤ちゃんに会えない…と嘆いてくれている祖父母や親戚にフォトプレートを贈りませんか?お食い初めの時期になれば、赤ちゃんは産まれた時の約2倍の重さまで成長しています。
スクスク成長した赤ちゃんと華やかなお祝い膳を写した一枚で作ったフォトプレートを贈れば、きっと喜んでくれるでしょう。
お食い初めの日は赤ちゃんにも可愛いベビー服を着せる方が多いですよね!ベビー服は着れる期間が短いので、おめかしした機会にしっかりと写真に残しておきたいものです。
スタジオで記念写真を撮るという方も増えています。赤ちゃんが今一番好きなおもちゃやぬいぐるみを持っていって一緒に撮ると、より良い写真が撮れるでしょう!
たくさん撮った写真はデータで購入して、パーフェクトフォトブックにまとめるのがオススメです!
ステキなお食い初め写真は、赤ちゃんの成長の記録に欠かせません。パーフェクトフォトのフォトプレートを制作して、リビングや玄関に飾っておけば、目に入るたびに癒されそうですね!
お食い初めの写真でパーフェクトフォトプレート/パーフェクトフォトブックを制作してみてはいかがでしょうか?